増築によって雨漏りしやすい屋根の形になることがある。

あいも変わらず台風21号の影響での雨漏りの点検、調査、見積、修理で慌ただしく動き回っていますが、台風21号が関西地方に最接近した10月22日の日曜日から16日経っても未だに日に2、3件の雨漏りの点検、調査の依頼があってなかなか終わりが見えてこない状況が続いています。

台風の風雨の影響で屋根から雨漏りする場合は、今までは全く問題がなかった場所からでも雨漏りすることがあって、台風が来る前に屋根の点検、調査、修理をしていても意外な場所から雨が漏ってしまうこともあったりします。

一方台風の風雨ではなく、普通の雨でも少し雨量が多いだけで雨漏りをしてしまうことが多いのが、増築をされて雨仕舞いが悪くなって雨漏りするケース。

増築時は雨漏りに注意が必要

増築といえば、それまでの部屋が手狭に感じて部屋を増やすことが多いかと思いますが、その際はどうしても部屋の間取りや動線を最優先しますよね。
そうすると家の中のことが優先されて、既存の屋根と増築でできる新しい屋根との取り合いがすんなりと行かずに無理矢理にくっつけてしまったりすることで、雨の流れが悪くなって雨漏りを引き起こしてしまうことがよくあります。

増築で雨漏りしやすくなるケースで一番多いのが、既存の屋根の途中に壁などができるケースで、屋根を伝って雨が壁に当たってしまう場合です。

 

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この写真のように既存の建物①に増築で新しい建物②ができたことで、建物①の屋根から流れる雨が建物②の壁に当たってしまいます。
そうすると建物①の屋根と建物②の壁の当たる部分に箱谷という板金を入れて雨を左右か左、右のどちらかに流れるようにしなければなりません。

この箱谷を丈夫な板金でスムーズに雨が流れるように施工しておけば問題はないのですが、雨量が多く排水仕切れないと建物①の方に逆流して雨漏りをしたり、板金の劣化で雨漏りをしたりすることがあります。

劣化した箱谷の板金を取り替える時には壁のモルタルやサイディングなどを取らないといけない場合もあって、屋根屋だけでは手に負えないこともあるので手間と費用が掛かってしまうこともありますので、家の増築をされる時は、屋根の形状も考えて雨漏りしにくい形にすることをおすすめします。

 


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岡 公司
播州瓦工業株式会社 専務取締役 ゴルフ好きな屋根屋の岡 公司です。 屋根工事という仕事を通じて屋根に関すること、瓦の独自の価値をもっと伝えたいという思いでブログを書いてます。 仕事と同じくらい、いや仕事よりも好きだったりするゴルフのことも発信してたりもして、とにかく自分の好きな事、楽しい事をFacebook、Twitter、Instagram、ブログ、ニュースレターで発信しています。

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