屋根を葺き替えようと考えているなら、屋根材を真剣に考えた方がいいよ。

「屋根を葺き替えたことがありますか?」
「屋根材を新しくしたいと思ったことがありますか?」
という質問をしても、ほとんどの人が屋根の葺き替えを経験したことがないとですよね。

古くなって劣化した屋根材を新しい屋根材に交換することを屋根の葺き替えと言いますが、この屋根を葺き替えるということは誰もが経験することではないのでちょっと特別なことだったりしまし、屋根の葺き替えの金額の費用もかなり高額になります。
だからこそもし屋根を葺き替えようと考えているなら、そんな時こそ古くなって劣化した屋根材を新しい屋根材にする時に屋根に真剣に考えて欲しいのです。

その屋根材でいいんですか?

屋根の葺き替えを考えているのなら、工務店やリフォーム会社、屋根工事店に任せっきりにするのではなく、本当に家のために、屋根のために最適な屋根材を選びましょう。

⬜︎ 今住んでいる家は築何年なのか
⬜︎ 耐震基準は満たされているのか
⬜︎ 今から後何年今の家に住み続けるのか
⬜︎ 今の屋根に使っている屋根材のどこに不満があるのか
⬜︎ その不満の原因は新しい屋根材で解消されるのか
⬜︎ 新しい屋根材は何年もつのか
⬜︎ 屋根材の色は何色にするのか
⬜︎ 予算はどれぐらいか

などなど、書き出したらきりがないんですが、真剣に悩んで考えて欲しいんです。

例えば、築50年以上たっている瓦屋根の屋根から雨漏りがしていて修理もできないほど屋根がボロボロなんだけど後10年ほどしか住まないよ。

っていう家があったとします。

そのようなお客さまから屋根の葺き替えをお願いされたら、ボクは迷わずに一番お金のかからないであろうスレート屋根材を提案しますし、ひょっとしたら屋根を葺き替えずになんとか10年間雨漏りを止める方法を考えます。

だって後10年しか住まないのに無理にいい屋根材にする必要はないです。
無理に葺き替える必要もないかもしれません。
葺き替えるのなら価格の安いスレート屋根材で十分です。

ところが、築20年のスレート屋根材の屋根でスレート屋根材が劣化してきたから屋根を葺き替えて欲しい、まだまだ30年以上はこの家に住むよ。

というお客さまには家の耐震基準を満たしていれば迷わずにいい屋根材を提案します。

30年以上住むのにもかかわらずもう一度スレート屋根材にしたら絶対に色が剥げてきて、屋根を塗装するか葺き替えるのかをもう一度考えないといけなくなりますから。

屋根の葺き替えは一生に一度でいいんです。本当なら経験をしない方がいいんです。
新築で家を建てる時にいい屋根材を選んでいれば屋根の葺き替えは経験しなくてもいいんです。

家を建てる時にも将来のことを見据えて

なぜ新築の時に屋根材をスレート屋根材や金属屋根材にしたのかを聞いてみると、

「屋根材のことを気にしてなかった」
「他の屋根材を選択できなかった」
「仕様が決められていた」
「だって瓦は高いでしょう?」
「瓦は重いでしょう?」

という答えが返ってきます。

家を建てるハウスメーカー、工務店の仕様、グレードによっては初めからスレート屋根材、金属屋根材に決められていて変更できないこともあります。

屋根の勾配(屋根の角度)によっては瓦を選べない場合もあります。

そうではなく、ある程度フリープランで選択できるのなら、多少金額が高くなるけど屋根材は瓦にすることをお勧めします。

スレート屋根材、金属屋根材は築20年以上経過すると屋根材の再塗装しないといけません。20年後の費用のことを考えると再塗装どころかほとんどメンテナンスをする必要のない瓦にしておいた方が将来的には安くなります。
20年後も30年後も再塗装代を支払う必要がないからね。

瓦は重いっていうのもよく聞きますけど、瓦の重さにも耐えられない家の構造なんですか?
そんな構造の家は屋根が瓦じゃなくても潰れますよ。
地震に強い家というのは屋根の重さに関係なく強い家なんです。

家を建てる時、屋根を葺き替える時は真剣に屋根材のことを考えてくださいね。屋根は部屋の壁紙を変えるように簡単に変えることはできないんでね。


The following two tabs change content below.
岡 公司
播州瓦工業株式会社 専務取締役 岡 公司です。 生まれ故郷、国産みの島淡路島の土から生まれる瓦の独自の価値をもっと伝えたくて瓦の価値を伝えることをメインにブログを書いてます。 自分の好きな事、楽しい事をFacebook、Twitter、Instagram、ブログ、ニュースレターで発信しています。 エクスマ75期 ニックネームは小池さんです。