今年1年実感させられた問題は、来年以降も続く大きな問題。

もう今年も残すところ後5日。
今年はうちの会社は30日からが年末年始の休みになるので、もう少し仕事をしてからいよいよ休みになるんですが、新しい年を迎えるにあたって今年1年でこのブログで一番見られた記事は何だったんだろうかと調べて見たところ一番多かったのが、

「瓦業界の職人不足は深刻な問題です」

瓦業界の職人不足は深刻な問題です。
鳥取で地震があった影響で熊本地震での復旧に遅れが出るんだろうな、一部報道によると熊本の地震での屋根の復旧が未だに2割程度しか完了していないと...

本当に今年は職人不足を感じる1年でした。
去年、一昨年とうちの会社でも長年頑張ってくれていた職人さんが高齢やその他の事情で数人辞めてしまって、今年は1年を通じて職人不足を感じる年でした。
10月の台風21号の想定外の修理の多さでかなりバタバタしたこともあったりしたしね。
おそらく2、3年前の職人さんの数を維持していたらここまでバタバタしてなかったんじゃないかなと思います。

再来年に消費税が8%から10%に上がりますが、消費税が上がる前には増税前に駆け込みで家を建てようと考える方も多く、過去にも消費税が5%から8%に上がる前も駆け込み需要で新築の工事が増えてかなり忙しくなりました。
消費税が8%から10%に増税する前も同じような需要が見込まれるので、その時に果たして今の職人さんの数で仕事をやりくりできるのかという不安もあって、なかなか深刻な問題です。

度々同業者で会う機会があって、色々と情報交換をするんですけどどこの屋根屋さんも共通してる悩みはやっぱり職人不足。
職人さんが高齢で辞めて行くのは仕方ないけど、かわりに入ってくる若い職人がいない。
若い職人さんを育てたくても入って来ないから育てようもない。

屋根屋の仕事は、高所作業の作業なので危険が伴い、夏は暑いし冬は寒い。
スマートな仕事でもおしゃれな仕事でもなく、汗まみれになり時には泥まみれになるし、子供の将来なりたい職業にもランキングされることのない職業だから、なかなか屋根屋になりたいという若い人はいないんですよね。

少しでも先のことを考える

日々仕事をしているとどうしても目先のことばかりを考えてしまいますが、職人不足の問題も5年後、10年後のことを考えるともう今から何か対策を講じておかないと、5年後、10年後になってから考えたんでは手遅れになりそうなので、来年は本腰を入れて職人不足の問題を解決できるように取り組んで行こうと思います。


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岡 公司
播州瓦工業株式会社 専務取締役 岡 公司です。 生まれ故郷、国産みの島淡路島の土から生まれる瓦の独自の価値をもっと伝えたくて瓦の価値を伝えることをメインにブログを書いてます。 自分の好きな事、楽しい事をFacebook、Twitter、Instagram、ブログ、ニュースレターで発信しています。 エクスマ75期 ニックネームは小池さんです。