業界がもっと発信することで悪徳訪問業者を減らすためにできるんじゃないのかな。

昨日も悪徳訪問業者に関するブログを書いたんですが、本当に屋根リフォームは悪徳訪問業者がターゲットにすることが多い工事で、独立行政法人国民生活センターに寄せられる訪問販売によるリフォーム工事の中でも屋根工事の多さが問題になっています。

そんな中、東京都が瓦工事組合と調査委託契約を結んだそうです。

東京都は今秋、悪質訪問販売業者撲滅に向け、全日本瓦工事業連盟の会員である東京都瓦工事業組合連合会(8団体156社)と「屋根の現況調査委託」契約を結んだ。
訪問販売業者の中には、屋根のリフォーム工事を受注する際、たとえば、修理を要さない屋根に対して「地震によって瓦がずれている。このままだと雨漏りする」などと、実際とは異なる内容を施主に告げて成約に結びつけている悪質なケースが増えていることを重く見たもの。

日本屋根経済新聞より引用

なかなか悪徳訪問業者に対する解決策がない中で悪徳訪問業者の根絶に非常に有効な方法だと思います。
東京都瓦工事業組合連合会の会員が調査を行った結果で、嘘の説明で屋根のリフォーム工事の契約を行っていた場合は特定商取引法違反で悪徳訪問業者に対して業務停止などの行政処分を課すことができる場合もあるということのようです。

東京都はこれまでも一級建築士と調査を行っていたそうですが、悪質な訪問販売業者の増加と屋根に関する専門的な知識を持った調査員が必要と判断して、今回の瓦工事組合との契約になったそうですが、これはもちろん東京都だけの問題ではなく全国的な問題でもあるので、全国で同じような仕組みができるのが望ましいと思います。

今日、屋根の修理に伺わせていただいたお客さんも頻繁に訪問業者が来て、本当に困っていて、中には逆ギレして怒り出す業者もいると言われてました。

今日のお客さんは瓦が痛んでいるのはわかっていて、だからといって訪問業者に任せるのは不安で、けどどこに瓦の修理を頼んだらいいかわからなかった。
とも言われていました。

もっと発信していかないと

今回の東京都と瓦工事組合との契約の話は、屋根経済新聞という業界紙で知ったんですけど、この話を屋根関係者だけしか目にしない業界紙だけで伝えても一般のお客さんには伝わらないんですよね。この話を知った業界関係者がお客さんに伝えないと一般のお客さんは知る機会すらないんです。

業界の常識を世間の常識にして行かないと、悪徳訪問業者が本当に減ることはないんじゃないのかなと思います。


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岡 公司
播州瓦工業株式会社 専務取締役 岡 公司です。 生まれ故郷、国産みの島淡路島の土から生まれる瓦の独自の価値をもっと伝えたくて瓦の価値を伝えることをメインにブログを書いてます。 自分の好きな事、楽しい事をFacebook、Twitter、Instagram、ブログ、ニュースレターで発信しています。 エクスマ75期 ニックネームは小池さんです。