確実に雨漏りを止めるために欠かせないこと。

台風21号の影響で雨漏りの点検、調査、見積に走り回ってる昨日、今日ですが実は肝心な雨漏りの修理工事が思ったほど捗ってなくて、今週末にまた台風が接近してくるからなんとかしたいんだけど、台風21号が来るの前の連続した雨で溜まった仕事を片付けないといけないから、もうてんやわんやでモヤモヤしてます。

台風の雨で屋根や壁から雨漏りするケースのほとんどは、強風で雨が吹きぶって屋根や壁に打ち付けることで雨が漏るので、普通の雨や台風の雨でも風向きが少し変わるだけで雨が漏らないことが多いんです。

なので台風21号の北風の強風の雨では漏れたけど、台風22号の進路、風向きによっては雨漏りしないことも考えられます。

それでも雨漏りしたままで次の台風を迎えるのは不安でしかないので、できるだけ修理に回れるようにやりくりします。

雨漏りを確実に止めるためには

台風の影響での雨漏りに限らず、雨漏りを確実に止めるには、雨漏りしている場所と原因を確実に特定することが欠かせません。

屋根からの雨漏りには様々な原因があるので、雨漏りしている部屋を見ただけでは全く見当違いの場所を修理したり、全く意味のない修理をしたりすることになって全然雨漏りが止まらないどころか、余計に雨漏りをさせてしまうことにもなります。

確実に雨漏りしている場所、原因を特定するためには、部屋の雨漏りの跡を確認し、天井裏に入って(天井裏に入れる場合は)、天井裏から雨漏りの跡、雨の侵入場所を特定する必要があります。

雨漏りで部屋の天井などにできた雨染みの真上の屋根に原因があることもありますが、全く違う場所から雨漏りして、天井裏の柱や桁(けた)、梁(はり)を水が伝って来ることもあります。

今日の朝、雨漏りの調査でお伺いしたお客さんの場合を例にあげると

まず部屋の中から雨漏りでできた雨染みを確認し

雨漏りでできた天井の雨染み

雨漏りでできた天井の雨染み

天井裏に上がって、雨染みのできた場所を確認し

雨漏りで天井裏の断熱材にできた雨染み

雨漏りで天井裏の断熱材にできた雨染み

天井裏から屋根裏の木にできた雨染みを確認し

屋根裏の野地板、垂木にできた雨染み

屋根裏の野地板、垂木にできた雨染み

屋根に上がって瓦を外して雨の侵入している箇所を特定し

瓦を外して雨の流れた跡を確認

瓦を外して雨の流れた跡を確認

上の写真ではわかりにくいかもですが、外した瓦のすぐ上に棟があり、雨の流れ方で棟からの雨漏りだと特定できます。

屋根の一番高い場所にある棟に吹きぶった雨が当たることでの雨漏り

屋根の一番高い場所にある棟に吹きぶった雨が当たることでの雨漏り

このように雨漏りの点検、調査は下から上へ確認していくことが重要で、何も確認せずにただ屋根に上がって点検、調査するだけでは見当違いの場所を修理することになってしまうこともあります。

特に築50年以上経っている建物の屋根は雨漏りの原因になる箇所が多数ある場合もあって、今までの経験と勘だけでおそらくここだろうと決めてかかると、全然雨漏りが止まらないこともあるんで、ちゃんと雨漏りの場所と原因を確認することが雨漏りを確実に止めるためには欠かせないんです。


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岡 公司
播州瓦工業株式会社 専務取締役 岡 公司です。 生まれ故郷、国産みの島淡路島の土から生まれる瓦の独自の価値をもっと伝えたくて瓦の価値を伝えることをメインにブログを書いてます。 自分の好きな事、楽しい事をFacebook、Twitter、Instagram、ブログ、ニュースレターで発信しています。 エクスマ75期 ニックネームは小池さんです。