愛想があるような無いようなとぼけた顔の猫瓦

毎年3月に加古川市にある国宝鶴林寺で開催されている「ふれあいDAY」。
今年で7回目になるらいしんですが、ここ数年スタッフとしてお手伝いに参加させてもらってます。

鶴林寺はうちの会社の近くにあって、589年に聖徳太子が創建したという伝承もあるなかなか有名なお寺で、本堂と太子堂が国宝に指定されていたり、他にも重要文化財の建物や絵画、彫刻もあります。

伝承では創建は崇峻天皇2年(589年)にさかのぼり、聖徳太子が当時播磨の地にいた高麗僧・恵便(えべん)のために建立した。養老2年(718年)身人部春則(むとべのはるのり/みとべのはるのり)なる人物が七堂伽藍を整備したというが、伝承の域を出ない。

ただし、推古天皇14年(606年)、聖徳太子が法華経を講義し、その功で天皇から播磨国の水田百町を得たことは史実とされ、聖徳太子と播磨には何らかの関連があったとみられている。創建時は四天王寺聖霊院という寺号であったものを、天永3年(1112年)に鳥羽天皇によって勅願所に定められたのを期に「鶴林寺」と改めたという。

鶴林寺には飛鳥時代後期(白鳳期)の銅造聖観音像があり、本堂本尊の薬師三尊像は平安時代前期・10世紀にさかのぼる古像である。

戦国時代には近隣の書写山が戦火に巻き込まれたが、播磨姫路領主だった黒田職隆黒田孝高親子の説得で信長派となり戦に巻き込まれず、当時の建築物が多数現存している。のちに福岡藩の大封を得た黒田家は鶴林寺にて大規模な法要を行い、礼として金銀を寄進した。寺には職隆、孝高と交わした書状が多数残っている。

現在も主要な堂塔だけで16棟の大伽藍を有するが、鎌倉・室町期には寺坊だけで30以上を有する規模であった。

Wikipediaより引用

飾り瓦

そんな鶴林寺には、近くにあるご縁で何度か屋根の修理で行かせてもらっているんですけど、ちょうど1年ほど前に鶴林寺の中にある真光院という建物の塀瓦の葺き替え工事をさせてもらった時に、使われなくなって縁側の床下で埃をかぶっていた猫の飾り瓦を焼き直して塀の飾り瓦として使ったんです。

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元々使われていた場所とは違うところに使ったこともあって取り付けに苦労もしましたけど、猫の飾り瓦自体なかなか見る機会がない珍しい瓦で、普通飾り瓦は方位方角など縁起を担いで使うんですけど、せっかくなんで目立つところに使いましょうっていう緩い提案をお寺さんにも緩い考えで了承していただけて、一番目立つところに使わせてもらいました。

1年ぶりに再会した猫は、若干色が黒くなったような気もするけど、相変わらず愛想があるような無いようなとぼけた顔をしてました。

また来年の鶴林寺の「ふれあいDAY」の時に会いに行こうと思います。


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岡 公司
播州瓦工業株式会社 専務取締役 岡 公司です。 生まれ故郷、国産みの島淡路島の土から生まれる瓦の独自の価値をもっと伝えたくて瓦の価値を伝えることをメインにブログを書いてます。 自分の好きな事、楽しい事をFacebook、Twitter、Instagram、ブログ、ニュースレターで発信しています。 エクスマ75期 ニックネームは小池さんです。