違和感があるけど、どこか尊敬と親しみを感じずにはいられない。そんな屋根が好きです。

どうやら明日は確実に雨が降るようです。それも朝から・・・
テンション下がり気味です。せっかくのマラソン大会なのにテンション下がり気味です。雨男の本領を遺憾なく発揮です。

楽しみにしているイベントの時になかなかの確率で雨が降るボクの雨男っぷりは先日のブログを見てもらうとして、今日はボクの好きな、オススメの屋根を紹介します。

走るのか、走らないのか、楽しいからどっちでもいいんだけどね。
いよいよ今度の日曜日、2月5日はマラソン大会です。 第34回京都木津川マラソン大会です。マックスブログ塾のいつもの塾長命令楽しい?ノリで...

違和感がハンパない屋根

その屋根は、去年のゴールデンウィークに家族で奈良に行った時に見た屋根のことで、はてなブログでブログを書いていた時にも紹介させてもらったんですけど、やっぱり好きな屋根のことはWordPressの方にも残しておきたいので、もう一度リメイクして書いておこうと思います。

奈良の東大寺大仏殿のお隣にある国宝東大寺法華堂(三月堂)をご存知ですか?
関西の方は春を告げる行事としてニュースで毎年取り上げられる「お水取り」でご存知の方も多い東大寺二月堂。その二月堂の隣にあるのが国宝東大寺法華堂(三月堂)で、東大寺の建造物の中で最も古く、奈良時代と鎌倉時代に建てられ現存しています。

法華堂内には、誰もが教科書で見たことのある有名な仏像がずらりと並びます。
本尊不空羂索観音菩薩、梵天、帝釈天、金剛力士(阿吽)、四天王(時国、増長、広目、多聞)、執金剛紳(秘仏)と3mを超える仏像が並んでいる姿は圧巻です。もちろんすべて国宝。

まだ法華堂に行ったことがない人は是非行ってみてください。
仏像の迫力ハンパないです。

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で、違和感がハンパない屋根がこちら

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法華堂を横から見るとどこか違和感がありませんか?

屋根だけじゃなく、建物もなんとなくしっくりこない。無理矢理な感じがしてしかたない。

それもそのはずで、実は

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法華堂はもともと二つの建物だったものを一つにくっつけた建物なんです。

左が奈良時代(740〜747年)に建てられた正堂、右が鎌倉時代(1199年)に建てられた礼堂で、鎌倉時代(1264年)に二つの建物をくっつけたんです。

その痕跡がこちら

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下から見ると二つの堂をくっつける前のそれぞれの堂の屋根の隅木、垂木、木製の大きな樋が残ってるのを見ることができます。

屋根を上から見た写真がこちら

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屋根屋さん、瓦屋さんならわかると思いますけど、仕事でこんな図面を見たら、こんな図面を積算するってなったら「いや、ちょっと待って、ココとココを流れた雨はどこに行くの?」ってなるぐらい変な形なんです。

隣の二月堂から見た法華堂の屋根がこちら

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これも屋根屋さん、瓦屋さんが見たら、「うん? あれ?」って思ってしまう、なんかおかしな屋根の形なんです。

変な形だの、おかしな屋根だの、国宝の建物に対して本当に失礼なんですけど、こんな屋根が大好きです。

これは当時の屋根屋さん苦労したんだろうなって、なんでこんなくっつけ方したんだろうなって思ってしまうんですけど、奈良時代と鎌倉時代の建物が現存していることがすごいことだし、しかもそれがくっついて一つの建物になっているのもかなり珍しい建物。おそらくこの法華堂だけなんじゃないのかな。


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岡 公司
播州瓦工業株式会社 専務取締役 岡 公司です。 生まれ故郷、国産みの島淡路島の土から生まれる瓦の独自の価値をもっと伝えたくて瓦の価値を伝えることをメインにブログを書いてます。 自分の好きな事、楽しい事をFacebook、Twitter、Instagram、ブログ、ニュースレターで発信しています。 エクスマ75期 ニックネームは小池さんです。