春の女王の栄冠を掴み取ったトップスター成田美寿々

春の女王を決める「ヤマハレディースオープン葛城」
耐えて我慢のゴルフを強いられる難コース葛城ゴルフ倶楽部山名コース。4日間吹き続けた風がスコアを伸ばすことどころかスコアを維持することさえ許さない。3日目まで終えた時点でアンダーパーでラウンドした選手はわずかに2人しかいなかった。

春の女王にふさわしい

最終日はデフェンディングチャンピオンのアン・ソンジュ選手が2位に4打差をつけてスタート。難コース葛城ゴルフ倶楽部では4打差はセーフティーリードに思えた。初日から3日間吹き続けた風は最終日も容赦無く吹き、なかなかビックスコアが出そうにはない。
そんな最終日、首位のアン・ソンジュ選手と同じ最終組でラウンドし、耐えながらも要所要所で攻めスコアを伸ばしていったのが成田美寿々選手。宝塚歌劇好きで知られる彼女は男役まさりの気迫を前面に押し出してアン・ソンジュ選手を猛追し、12番のバーディーで追いつくと、アン・ソンジュ選手が14番をボギーにしてついに単独首位に立つ。

17番でアン・ソンジュ選手が長いバーディーパットを決め追いつかれるが、今年の「ヤマハレディースオープン葛城」の最大の見せ場は難コース葛城ゴルフ倶楽部で4日間を通して最も優しいホールになっていた最終ホール18番パー5だった。パー5で平均スコアは4.7784と最もバーディーが取りやすいホールになっていた。

成田美寿々選手もアン・ソンジュ選手もさすがの集中力でティーショットはフェアウェイをキープする。
確実にバーディーを取りに行く為にアン・ソンジュ選手はセカンドショットをレイアップし3打目にかける。一方の成田美寿々選手はアン・ソンジュ選手がバーディーを取るならと、イーグル狙いで果敢に2オンを狙う。

気迫のこもったセカンドショット

気迫のこもったセカンドショット

ここ一番で思い切り振り切ったセカンドショットはグリーン右サイドにオンし、2オンに成功する。
大きく左に切れる下りのイーグルパットは2mショートするが、アン・ソンジュ選手がバーディーパットを外すと2mの上りのバーディーパットをしっかりと決めて逆転でツアー通算12勝目。

 

 

本人はまさかの優勝と語るが、最終日の最終ホールで力を出せる精神力の強さは春の女王の栄冠にふさわしく、まさに女子プロゴルフ界のトップスターだ。

大会ダイジェスト動画の7分8秒の成田美寿々選手の18番セカンドショットがカッコいい。
打ち終わった後に弾道を眺めながら歩き出す姿はまさにトップスター!

 

 

優勝を争う最終日に必要な精神力

初日、2日目を今大会唯一のアンダーパーでラウンドし、最終日を首位と3打差で迎え初優勝かと期待されていた金澤志奈選手は、1番で短いバーディーパットを外してしまうと最終組で一緒にプレーする成田美寿々選手とアン・ソンジュ選手が優勝争いを繰り広げる中、一気にスコアを落としてしまった。

成田美寿々選手の優勝を争う最終日に持っている力を出せる精神力。アン・ソンジュ選手のスコアを落としても食らいついて行く強い精神力を最終組で目の当たりにした金澤志奈選手。難コース葛城ゴルフ倶楽部で初日、2日目にアンダーパーを出せる技術は持っている。あとは精神力で初優勝を掴み取って欲しい。


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岡 公司
播州瓦工業株式会社 専務取締役 ゴルフ好きな屋根屋の岡 公司です。 屋根工事という仕事を通じて屋根に関すること、瓦の独自の価値をもっと伝えたいという思いでブログを書いてます。 仕事と同じくらい、いや仕事よりも好きだったりするゴルフのことも発信してたりもして、とにかく自分の好きな事、楽しい事をFacebook、Twitter、Instagram、ブログ、ニュースレターで発信しています。

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