屋根のプロが教える屋根材の選び方。


家を建てる時って間取りや外観を決めるのはもちろんのこと、内装でも一つの部屋だけでも壁紙、床材、照明、ドアなどなど色々と決めないといけないことがたくさんありますよね。悩むこともあるけどそんな悩みも家を建てる楽しい一面でもはあるとは思うんですけどね。夢のマイホームなんて使い古された言葉だけど、夢の実現に向けて一生懸命に悩むのも大事なことですよね。

けどだんだん悩むのに疲れてきて、めんどくさくなってきて適当に決めてしまうと後々後悔することにもなったりもする。

 

屋根材を適当に選んでませんか?

家の内装は普段生活をする空間だけに十分に時間をかけて考えて悩んで決めることがある一方で、家の外観は壁の色、玄関ドア、日当たりなどだけで内装ほど時間をかけて考えないですよね。内装に比べると考える項目が少ないってこともありますが。

特に屋根に関しては普段なかなか目にすることもないから、適当に決めてませんか? 工務店さん、ハウスメーカーさんに任せっきりにしてしまってませんか? 屋根材は外気、雨、風から家を守る大切な建材です。適当に決めるなんてとんでもない。

しかしそうは言っても家を建てる時には決めることが多すぎて屋根材のことを考える余裕がないよって言うあなたの為に、屋根材を選ぶ基準ごとに選ぶべき屋根材をご紹介します。

屋根材の種類は

屋根材は瓦か瓦以外かに大きく分類することができます。

はご存知のように土(粘土)を成形して焼いて作られ、日本では1400年以上も前から作られている伝統的な建材です。瓦以外の屋根材はひとくくりに新建材と呼ばれ、一般的な家屋に使われる新建材にはカラーベスト(スレート系屋根材)セメント屋根材金属屋根材などがあります。

それぞれの特徴についてはこちらを参考にしてください。

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屋根材の選び方

屋根材を選ぶ基準は人それぞれで、何を重要視するかによって選ぶべき屋根材も変わってきます。屋根材を選ぶ基準として次の4つの項目(耐久性、耐震性、デザイン性、コスト)ごとに選ぶべき屋根材を紹介します。

耐久性

耐久性で屋根材を選ぶなら間違いなくです。
他のどんな屋根材よりもずば抜けた耐久性があるのが瓦。飛鳥時代から作られ続けている瓦は1400年以上前に作られた瓦がいまだに屋根の上に使われ続けている奈良の国宝元興寺の瓦がその耐久性を証明しています。

 

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まあ元興寺の瓦は別としても通常瓦には50年以上の耐久性があります。仮に30歳で家を建てたとしても80歳ぐらいまでは屋根でしっかりと家を守ってくれます。瓦の寿命よりも先に住んでる人の寿命がきてしまいます。

 

耐震性

家屋の耐震性については築年数等によって屋根の重さについての意見の別れるところですが、屋根をできるだけ軽くしたいと考えるのなら金属系屋根材です。一番屋根に重量がかかる瓦と比べると約8分の1の重さです。
40年以上前の古い建築基準法で建てられた家の屋根の葺き替えの時にはできるだけ軽い屋根材がいいので金属系屋根材カラーベスト(スレート系屋根材)にすることをおすすめします。
ただこれから新築で家を建てる場合は、建築基準法の改正等もあって家屋の構造自体に耐震性が必要になっているので屋根に多少の重量がかかっても地震で倒壊してしまうようなことはありません。

軽さで選ぶなら金属系屋根材

軽さで選ぶなら金属系屋根材

 

デザイン性

デザイン性は、家のデザインによって合う屋根材、使える屋根材、使えない屋根材(屋根の勾配が4寸以下は瓦は使えない)があり、一概にこれが良いとは言いにくいのですが、シンプルな家で屋根が主張しすぎないようにするなら金属系屋根材カラーベスト(スレート系屋根材)、屋根面が下から見えて屋根を含めた外観を考えるのならセメント屋根材がいいでしょう。
最近では瓦でも様々な形、色の瓦がありますので、和風、洋風、シンプルモダンな家のデザインにも合う瓦があります。

 

シンプルを極めるなら金属系屋根材。

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現在では色々なデザインの瓦があります。

現在では色々なデザインの瓦があります。

 

コスト

コスト面では家を建てる時にかかる費用ではカラーベスト(スレート系屋根材)がもっとも安く、次に金属屋根材、セメント屋根材、瓦の順番になります。ただカラーベスト(スレート系屋根材)、金属系屋根材、セメント屋根材は年数とともに屋根材が色あせきてそれとともに耐久性も落ちるので定期的な再塗装が必要になります。
将来的にメンテナンス費用もかかることを考慮すると、ほぼメンテナンスの必要のないが一番安くなります。

 

阪神淡路大震災以降年々瓦の需要の減少が加速し、40年前の出荷数と比べるとなんと約4分の1にまで減ってきています。人口の減少、生活スタイルの変化、景気等によって新築の着工戸数も減ってるので瓦の出荷数も...

 

スレート屋根材は10〜15年ごとに塗り替える必要がある屋根業界では当たり前のことなのに、実はあまり一般的には知られていないことなんですがスレート屋根材は10〜15年ごとに塗り替える必要があるんです...

 

まとめ

50年以上前の耐震性に脆弱な家屋の屋根を葺き替える時や新築で家のデザインで屋根が主張しすぎないシンプルな屋根にするなら金属系屋根材カラーベスト(スレート系屋根材)。将来にかかるメンテナンスコストを低くしたい、屋根の色や形などを含めた家の外観のデザインにこだわりたいなら

家を建てる時に何にこだわるのかによって、どんな屋根材を選ぶべきかが変わってきます。家を建てる時には少し時間をとって屋根のことも真剣に考えて悩んで選んでみてくださいね。

 

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岡 公司
播州瓦工業株式会社 専務取締役 岡 公司です。 瓦好きな屋根屋が瓦のこと、屋根のことをFacebook、Twitter、Instagram、ブログ、ニュースレターで発信しています。 SNSのフォローお待ちしています。どうぞ気軽にフォローしてください。 あなたの屋根の不安と悩みの解消のお手伝いをさせていただきます。

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