意外な原因で屋根から雨漏りすることもあるから注意してください。


今まで数多くの雨漏りの点検、調査、修理をしていますが、今回ブログでご紹介する雨漏りは、お客さんが少しでも住環境を快適にしようとしたことによるちょっとした油断から雨漏りしてしまった事例です。

なかなか起こり得ることではないのですが、もし同じことをやろうと考えている方がいるなら注意していただけたらなと思いあえてご紹介します。

意外な原因で屋根から雨漏り

お客さんの家の屋根は元々はスレート屋根材で色あせ劣化してしまっていたので金属屋根材へ葺き替えをさせていただいた屋根で、葺き替え工事から数ヶ月後に「屋根から雨漏りするようになった」とご連絡があり点検、調査に伺わせていただきました。

まずは雨漏りの場所を確認させていただくために屋根裏に上がらせてもらったのですが、お客さんの家の屋根裏は非常に広くなっていて、屋根裏部屋として使ったり、収納部屋として使えるようになっています。
屋根裏へ上がる途中でお客さんが「屋根裏から光が漏れているんですよ」と言われたので、こちらの施工ミスかもしれない。けど施工の段階から光が漏れているならもっと早く雨漏りしているはずと、屋根裏に上がってみると。

 

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屋根裏内から屋根の裏面に断熱材が貼られていました。
屋根裏は夏場は屋根からの熱い空気が伝わるために非常に暑くなり、冬場は屋根裏の空気と外の空気との温度差で結露を起こすことがあるのでお客さん自ら断熱材を貼って屋根裏部屋を少しでも快適にしようとされていたんです。

雨の日に断熱材の一部が濡れていて、下に雨が滴るほどの雨漏りをしていたと言うことで、確認してみると

 

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確かに光が漏れています。
丸く開いた穴から光が差し込んでいました。

中からでははっきりとした原因がわからないので屋根の上に上がって確認してみました。

 

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屋根の上に上がって確認すると、金属屋根材にはっきりとわかる穴が開いていました。
しかしよく見ると穴の周りの金属のめくれ方がおかしいです。
屋根の上から何かの原因で穴が開くと穴の周りの金属は中へ向かって押し込まれますよね。
ところがこの穴の周りの金属は外へ向かってめくれています。明らかに中ら外へ何かが当たって開いた穴です。

もう一度屋根裏で確認して見ると、お客さんが少しでも屋根裏を快適にするためにと貼った断熱材。
この断熱材を固定するための釘が野地板を貫通し、金属屋根材まで貫通してできた穴でした。
お客さんは釘で固定する時に貫通しないようにと短い釘を使われていたんですが、たまたま運悪く野地板の節(ふし)に釘を打ってしまっていたんです。

その穴から雨が入り込み雨漏りをしてしまっていたんです。

断熱材を貼って屋根裏を夏の暑さ、冬の寒さから断熱することは非常にいい方法で、金属屋根材やスレート屋根材などの断熱性能の低い屋根材が屋根に使われている屋根裏には特に有効な方法です。
ただ今回の事例のように釘を使って屋根裏の野地板に固定するのはやめておいたほうがいいです。
断熱材の固定にはボンドやテープを使ったほうがいいと思います。

 

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岡 公司
播州瓦工業株式会社 専務取締役 岡 公司です。 瓦好きな屋根屋が瓦のこと、屋根のことをFacebook、Twitter、Instagram、ブログ、ニュースレターで発信しています。 SNSのフォローお待ちしています。どうぞ気軽にフォローしてください。 あなたの屋根の不安と悩みの解消のお手伝いをさせていただきます。

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