シンプルな四角い屋根をおすすめする理由
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屋根は断然シンプルな方がいい
新築、リフォーム、修理などで多くの屋根を見てきた経験から「屋根は断然シンプルな方がいい」思うんです。
シンプルな屋根の定義なんてものはないんだけど、ボクが思うシンプルな屋根とは、屋根を真上から見て四角い屋根のことで、まあ普通はどんな家の屋根でも真上から見れば四角なんですけどね(笑)
四角と言うからにはやっぱり角が四つの方がいいんです。
できるだけ余分な角がない、四つの角の四角い屋根がシンプルな屋根。

真上から見て角が四つの屋根
角が四つの四角い屋根の方が、余分な角がない分圧倒的に仕事がしやすいと言うのはこっちの都合なんですけど、それもシンプルな屋根をオススメする理由で、シンプルな仕事がしやすい屋根というのは、余分な作業をする必要がないから当然ミスが出にくい。
もちろん余分な角がある屋根でもミスしたらダメなんですけどね。
シンプルで仕事がしやすい屋根ということは、アフターメンテナンスもしやすいから将来にかかるであろうメンテナンス費用を低く抑えることができる。
シンプルな屋根は雨漏りしにくい
さらに角が四つの四角いシンプルな屋根一番オススメするポイントは圧倒的に雨漏りするリスクが低い。
角が二つ増えて六つになると凸凹した角が出てきてしまいます。するとどうしても凸凹した部分の雨仕舞いが悪くなってしまう。
屋根の上を真っ直ぐに流れる雨が凸凹した部分で流れが変わってしまうので、その部分での雨漏りのリスクを下げるためには雨仕舞いのことを考えて余計な作業をすることになります。
例えば下の図のように屋根の形状によっては谷部ができてしまったりするので雨漏りがするリスクが高くなってしまいます。

角が増えると雨漏りのリスクが高くなる。
敷地や間取りを考えるとどうしても屋根の形が複雑になることもありますが、できることならシンプルな屋根にする方がいいですよ。
なるべくシンプルな屋根にして雨漏りのリスクを下げることが、家を屋根を長持ちさせるポイントです。
できることなら屋根の上には何もない方がいい
さらにできることなら屋根の上には何も載せない方がいいと思います。
屋根に太陽光発電用のパネルを載せることが多くなっていますが、太陽光発電用のパネルを屋根の上に載せるには架台と呼ばれるフレームを屋根の上に設置する必要があります。(架台を使わずに設置できるパネルもあります)
この架台を屋根に固定するには、屋根材に穴を開けて屋根に固定したり、屋根材の隙間から金属製の部材を出したり、架台を固定する専用の屋根材があったりしますが、当然屋根材に穴を開けて固定するタイプは雨漏りのリスクが高くなりますし、屋根材の隙間から金属製の部材を出すのも雨漏りのリスクが高くなります。
当然ですが、穴を開けた屋根材は耐久性が低くなってしまいます。

スレート屋根材に穴を開けて取り付けられた架台
もともと瓦に比べると耐久性の低いスレート屋根材に穴を開けて架台を固定し、さらにその上に太陽光発電のパネルの重量が加わることで屋根材にはかなりに負担がかかりますし、スレート屋根材や金属屋根材などは再塗装が必要な屋根材なので、太陽光発電用のパネルが屋根の上にあると塗装の作業の邪魔になったりして余計なリスクや余計な金額が掛かることもあります。
また築年数が古い家の既存の屋根に太陽光発電用のパネルを設置する場合には、屋根材の耐久性をよく確かめて設置しないと、太陽光発電用のパネルの寿命がくる前に屋根材の寿命がきてしまい。太陽光発電用のパネルを維持するために屋根を葺き替える必要が出てきてしまうこともあるので、今の家の屋根に太陽光発電用のパネルを設置したいと考えている方は設置業者に屋根材の耐久性をしっかりと確認してもらってくださいね。
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