瓦は重いって思われてるけど実際の重さは?


瓦の重さは何kgなのか?
瓦屋根は重いってイメージがあると思いますけど、実際は屋根は何kgなのか?
軽いとされる屋根材とどれぐらい差があるのか?

瓦の重さ

だいたい皆さんが瓦と聞いてイメージする瓦といえばこれですよね。
この瓦は桟瓦と言って屋根の平面に使う一番枚数を多く使う瓦です。

 

1357714257091941400

 

この瓦が1枚約2.8kgです。
2リットルのペットボトル1.4本分ぐらいです。
ちょっとわかりにくいですかね。平均的な赤ちゃんの体重ぐらいです。

この重さを重いと感じるか、軽いと感じるかは人それぞれでしょうけど、そこそこずっしりと感じる重さです。
当然ですが瓦は1枚で使うものではないので瓦1枚の重さがわかったところで特に意味はないですけどね。
まあ瓦1枚は3kg弱と思っていただいたらいいと思います。

家一軒の屋根の重さ

では家一軒で瓦はどれくらいの重さになるかというと、平均的な大きさの家の屋根面積を92㎡(約28坪)とすると使う瓦の枚数は、だいたい1500枚。
1枚が2.8kgなので桟瓦だけで4200kg、それ以外に棟の瓦など他の瓦とか瓦を止めるための材料とかの重さを足すとだいたい一軒の屋根は5000kg〜5500kgぐらいになります。
普通自動車4台か5台分ぐらいの重さなのでそう考えるとなかなかの重さが屋根に乗っています。

それに対して軽い屋根材としてよく瓦と比較されることが多いカラーベスト(スレート屋根材)の場合は92㎡の屋根で560枚。
カラーベスト(スレート屋根材)は1枚の重さが3.8kgなので2128kgで、棟に使う板金などを足すと約2200kg

 

1435816411033280600

カラーベスト(スレート屋根材)

瓦が5000〜5500kgの重さに対してカラーベスト(スレート屋根材)は2200kg。
倍以上の重さの違いがあります。

屋根の重さだけで比較するなら圧倒的にカラーベスト(スレート屋根材)のほうが軽いということになります。
なので耐震性能の低い住宅に住まわれていて、大きな地震の揺れで家が倒壊する恐れがあるのなら絶対に軽い屋根材にするべきです。家の躯体(基礎、柱、壁、土台など)が屋根の重さに耐えることができないような脆弱な躯体なら屋根は軽いに越したことはないんです。

しかしながら、昭和56年に建築基準法が改正され新耐震基準で建てられている家は瓦の重さで倒壊するような建物ではないんです。大きな地震で被害が出るたびに倒壊した瓦屋根の建物が報道され、瓦屋根は重いからというイメージを持たれますが、倒壊している建物のほとんどは昭和56年以前の旧耐震で建てられた建物なんです。

新耐震基準で建てられた建物は瓦の重さぐらいでは倒壊しないということを理解していただいた上で、屋根材を選んでもらえると嬉しいです。

 

Follow me!

The following two tabs change content below.
岡 公司
播州瓦工業株式会社 専務取締役 岡 公司です。 瓦好きな屋根屋が瓦のこと、屋根のことをFacebook、Twitter、Instagram、ブログ、ニュースレターで発信しています。 SNSのフォローお待ちしています。どうぞ気軽にフォローしてください。 あなたの屋根の不安と悩みの解消のお手伝いをさせていただきます。

屋根葺き替え工事お任せください

屋根葺き替え工事とは、古く痛んでしまった屋根材を外し、新しい屋根材を施工する工事のことで、家の見た目はもちろんのこと、家の耐久性、耐震性の維持、向上にも非常に有効な工事です。
豊富な実績と経験でお客さまの屋根に最適な屋根葺き替え工事をご提案させていただきます。
安く、軽くするだけではなく、本当に屋根のこと、家のことを考え、お客さまのことを考えて長く付き合える安心、安全な屋根へ葺き替えさせていただきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です